「わりぃ―

大丈夫か??」


「はい、

あたしこそ
すいませんでした」


これが、あたしと

佳佑の出逢いだった


ねぇ、あの時のこと
覚えてる??

初めてあったこの瞬間から

あたしは……




「はい、」

え??


いつまでも座り込んでいる

あたしに手を差し出してくれた