やっぱりまだ私の中に秋羅は存在していた。



「そ、そ〜!ダイエット超頑張ったの!」

「まぢで?!すごーい!」

「あれっ舞華ちゃん化粧してる?」

ちょっと舞華ちゃんの目が黒いのが見えた。


そう言いながら舞華ちゃんの顔を覗き込む。

すると手で顔を隠しながら答えた。


「あんま見ないでよね!てか当たり前じゃん!」


その言葉にギクッと反応する私。