―花火大会の日―


聖「おっはーよー(^O^)」

「「おはよっ」」


天気がいいーっ(*´∀`*)

いい花火大会になりそーだw

?「よぉーっ久しぶりっ!!」

海「おぉっ!!山村じゃんっ」



山村

小3〜小4くらいまで
同じ学校だったやんちゃなやつ
すぐ近くだけど転校していって
久々の再開

皆暴れまくり(´;ω;`)笑

山「元気だったかw」

仁「見ての通りよw」


男子だけでやればいいのに
女子まで巻き込むな


砂やら水をかけるなーっ!!


?「おーっ山村!!あれ??前の??」


あ…………


あいつ………


あの時さんざんバカにしてきたやつ
―――――

初めて出会ったとき以来
記憶になかったあいつだけど
一度だけ会った

フットサル大会

男勝りな私は男子たちと
フットサル大会に出たんだ
その時の相手チームの
リーダーだったのがあいつ

(あん時のやつ……)

なんかかっこよく見えた気がした
その時から私は
サッカーがだいすきになったんだ
なんだか、あなたに会えるような
気がして…
近付ける気がして……
―――――



?「あ、俺のこときもいって言ったやつだよな??笑」

聖「は??きもい」

?「うっぜー!!w山村、こいつやっておいてwww」

山「おうw」

ざざーっ!!


聖「いった…砂かけんなぁ!!」

?「じゃーなー山村!!笑 負けんなよw」

聖「ちょ郁美、あいつの名前なに??」

郁「確かぁ奥原恭輔」

聖「どーもっ」

『おーくーはーらーきょーすーけー!!
覚えとけよ!!』

そう私は叫んだ



(こいつやっておいて)

なんかその言葉が悔しかった