「俺も!!その子に幸せになって欲しいな!」




人混みの中から叫ぶ声が聞こえた。





ここからじゃ姿は見えなかったけど、その声に私は誰だかすぐに気付いた。








奏だ・・・・・。






奏の声だ・・・・。