挨拶がおわり、練習が始まった、一年生は球拾いをしている。





そこに一人主将の所に歩み寄る一年生がいた。


そいつの名前は五十嵐駿。


陸と同じ中学校だった。


五十嵐は野球がかなり上手い。

中学の時は、一年生でエースとして、活躍した。


「キャプテン!僕もノック受けていいですか?」



キャプテンはノックしている手を止め、


「あぁ」


と言った。



「そこにいる新入部員で受けたいやつは受けていいぞ!二、三年生はあがって手伝ってくれ!」


「いいんすか?キャプテン?」



剛が聞くと




「高校の野球の厳しさを教えてやる!」




といい、角井の地獄ノックが始まった…………