1時間目が終わり

『ねぇ~椎名君と何か話してたでしょ?』

美嘉が早速ニヤニヤ聞いてきた。

『何でも無いよ。ちょっとって言うかかなりダメだね~アイツは……』

『ふ~んそっか、面白そうな子だよね、何か起こりそう』

楽しそうに美嘉が言った。

面白半分で女子グループが椎名に寄って行った、ちょっと私は苦手なグループ……

『ねぇ~椎名君今度遊びに行こうよ~ウチらと一緒に遊ぶと楽しいよ~』

さっき私に遊ぼうって言ってたし速攻OKするでしょって思った。


『あ~、なに言ってんの?俺お前達と遊ぶ気無いし、香水クセ~し適量わかれよ。何で遊んだ事も無いのに楽しいってわかるんだよ、押し付けんなよ。』


『お前なんか二度と誘わないよ!』


……ビックリした。椎名は系党で言えば女子グループと同じなのに、不思議……なんて思ってたら、私を見て

『美月は俺と遊ぶんだからね。予定空けといてよ。』

ってニコニコしてるよ。

やっぱり不思議だよ椎名