一輝くんは何言わず、私たちの会話を聞いているだけだった。


愛菜は塾の時間が迫ってきて帰ってしまった。



「帰っちゃった…」



うるさかったリビングが一気に静まり返る。



そうだ!
アイス買いに行かなきゃ!!