「みんなおはよっ♪」 そう言って、私はみんなが囲んでいるテーブルの席に座った。 「亜弥、早くしないとお友達が来ちゃうわよ?」 お母さんの言葉で時計に視線を向けると・・・ 「時間過ぎてるじゃん!?」 パンを口に突っ込んで牛乳で喉に流しこむ。 「ぢゃあ行って来ます!」 カバンを手に取り、私はリビングの扉を開ける。 玄関でまだ新しいローファーを履き、玄関の扉に手をかけた。