8月になって、ミリーとロランは18歳になった。

そんな向日葵の背丈が自分を超えた頃、誕生月が同じ二人から、大事な話があるといい呼び出された。



町の広場のカフェで落ち合った。

丸いテーブルを3人で囲む。

「どうしたの?改まって?」

ロランが、少し躊躇った後口を開いた。

「実は、僕たち結婚することにしたんだ。」

「えーーーーー!!!!!!」

「二人とも18歳になったし、早い方がいいだろうってロランが言うものだから…。」

ミリーは少し顔を赤らめて言った。

「ていうか?!いつから?いつからそんなことになってたの?!」

奏美はパニくっていた。

全くそんなそぶりを見せてなかった二人。

ミリーなんて王子様狙いの発言ばかりしてたのに。