「なあ!俺、亜依のコトずっと前から
好きだった。昨日、亜依が俺のコト
好きって言ってくれたのも
すっげー嬉しかった。キスだって
亜依のコト好きだから、愛おしいと
本気で思ったからやった。」

上野が私にそう言った。

「私も上野が大好きだよ。キスも
嬉しかった。だから私、上野の彼女って
思ってもいいのかな?」

私は今日、1日中
不安で考えていたことを
ついに聞いた。