私の目の前には、ほとんど口を付けていない清志のハンバーグステーキと、大盛りのライスが湯気もなく、寂しそうにテーブルの上に残されていた。 『プロポーズしようと思ってた。』 その気持ちがホントなら、私への気持ちが冷めて別れを選んだんじゃないの? 愛してくれてたの? 私の事……。 そう思っていいの? 清志…。