すると、彼が


「君、大丈夫?僕が廊下を走っていたせいで……ホントにゴメン。」


「私は、大丈夫ですけど。あなたはなんか用があるんじゃないんですか。」


「あっ。そうだった。それで君の名前はなんていうの?」

「私の名前は、白峰葵です。あなたの名前は?」


「えっ?僕の名前は、浜崎海(ハマサキ ウミ)だよ。よければ、今日のお詫びさせてくれない?」


「そんな…気にしなくて大丈夫です。」


「じゃあ、メアドとケー番だけでもいいから教えてくれない?」


「じゃあ。それぐらいなら。」


メアドとケー番だけ教えてから別れた。


夜メールをくれるらしい。