---------- -------- 「おはよう~」 「ねぇ宿題やった?」 そんな会話があふれる校門前。 いつも通りに翼と歩いていると 「かのーん!」 と繭と山本くんが走ってきた。 「おはよっ、まゆ」 「おはよう~!今日は日差しがきついね」 そう。いつも通りに1日が始まる ----はずだった。 “ゾクッ” 「っ!」 急に体中にまた悪寒が走った。 まただ・・ なによ、これ。またなにか・・・ そんな時だった。