「叶音…」

「えぇ…」


周りは相変わらずだけど確かにいる。


しかも近い・・・



「「中庭!」」


同時に言って互いに走り出した。



でも、どうして?!

まだ昼間だから悪魔たちは容易に動けないはず。


けど、感じる・・・

邪悪な、強い力。


わからないことだらけで中庭につくと



「望ねぇ!」


大きな悪魔と交戦している望ねぇがいた。

予想以上に大きい…!



「おっそいわよ!2人とも」

望ねぇは神力で作った光の鎖で相手を縛り付ける。



「翼くん!周りに結界」

「はい!」


「私も…!」

「叶音は下がりなさい」