「それではこのエンジェル松岡自身が今宵も選ばさせていただきます」
その声とともにエンジェル松岡は観客席にやってきた。
みな、選ばれるのは自分かという期待の目で見つめる。
「ねっ、叶音。エンジェルがこっち来たよ!」
「そうだね」
早く選ばないかな~と傍観していたら、こっちのほうへやってきた。
にしても、足取りがまっすぐだ。
いい子見つけたのかな?
そう思いながらも近づいてくる。
ん?
どんどんと。
んんっ?
そしてエンジェルは立ち止った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…