「くっ‥」 こいつらからしたら私は邪魔者。 やられる前にやるってことか! 私は集中しなおした。 「--…なかなかやるな」 1人頑張っている叶音を神は少し離れたところで見ていた。 最初から叶音がこの樹海を浄化できるとは思っていない。 叶音どころか上位の天使でさえも気合いがいるほど樹海の闇は深い。 ただ叶音には知ってほしかったんだ。 これほどの闇が現実に存在することを。