試合中は話している余裕なんてなかった。白熱した試合だったから、私たちの応援にも熱が入った。接戦の末、見事勝利することが出来た。私なんて応援しかしていなかったのに‥自分の事のように笑顔が溢れた。
『じゃあ‥私そろそろ帰るね』
俊チャンに伝えると、自転車を置いたところまでついて来てくれた。
『そろそろ学校か』
残念そうに話す俊チャンに追い討ちをかける一言を言った。
『宿題やってる?』
『ヤッベ!!』
『やっぱね。俊チャンって、休みが終わる3日前にまとめてやるタイプでしょ?』
『う!!‥』
『入学式、遅刻しないでよ?』
『おう。気をつけて帰れよ?』
『今日は凄く楽しかった。じゃあ、学校で』
後ろを向きながら大きく手を振った後、正面を向いて自転車を漕ぎ出した。
「ん~。何度思い出しても頬が緩んじゃう(笑)」
あの日の余韻にひたっていると、突然教室の前のドアが開き自然と背筋が伸びた。いよいよ新担任の登場だ!!
私は目を凝らして教室に入ってくる人を見た。
『じゃあ‥私そろそろ帰るね』
俊チャンに伝えると、自転車を置いたところまでついて来てくれた。
『そろそろ学校か』
残念そうに話す俊チャンに追い討ちをかける一言を言った。
『宿題やってる?』
『ヤッベ!!』
『やっぱね。俊チャンって、休みが終わる3日前にまとめてやるタイプでしょ?』
『う!!‥』
『入学式、遅刻しないでよ?』
『おう。気をつけて帰れよ?』
『今日は凄く楽しかった。じゃあ、学校で』
後ろを向きながら大きく手を振った後、正面を向いて自転車を漕ぎ出した。
「ん~。何度思い出しても頬が緩んじゃう(笑)」
あの日の余韻にひたっていると、突然教室の前のドアが開き自然と背筋が伸びた。いよいよ新担任の登場だ!!
私は目を凝らして教室に入ってくる人を見た。