蝉の声が聞こえる

涼やかな風が私の髪をなびかせる


また夏がやってきた
ほらあなたの声が聞こえる

夏休みもあなたと一緒がいいな


空を通してあなたは私に「またね」と言う


そうすると私の頬は勝手に朱くなるの
林檎みたいに・・。



やっぱりあなたが好きなんだなって実感する


空の蒼さに負けないくらいにあなたが好き

夏休みは好き

だけどあなたに逢えないなら夏休みなんていらないよ
あなたの声が聞きたいな
抜けるような空の蒼さは私の心を見透かしてるみたい

私の気持ちを急かしでも和らげるように空は朱く染まり始める

一日二日逢えないだけでこんなにも辛くてあなたしか頭に浮かばないなんて・・
完璧に依存してる

一週間もつかな・・なんて考えながらひなたぼっこ

そろそろ課題やらなきゃと思いつつ明日は出掛けてみようかなとかあなたに逢えるかなとか・・妄想中


他のことなんかどうでもいいくらいあなた一色なの


病気だね、あなた依存症

今日は友達とお出かけ

あなたと逢いそうな場所へわざと行くの

日が照り付けるコンクリートなんてお構いなしに私は歩く


ねぇ、こんなにも私を夢中にさせるあなたはすごいよ

私もあなたを夢中にさせたいよ


好きな気持ちに嘘はないの理由とか理屈とかいらない


単純に好きなだけ




「部活頑張ってね」ってメールしたら「おぅ」って来た

それだけで宝物なの
どんな綺麗な宝石とかよりもあなたと過ごした時間のが綺麗に見えるよ


太陽みたいに笑うあなたが好き
額からキラキラ光る滴を服で拭きながら頑張ってるあなたが好き


何気ない日常を頑張ってるあなたは私の憧れでもあるんです


試合に負けて悔しそうにしているあなたを見ると私まで悔しくて心からあなたを応援します


あなたを本気で支えたいと思うよ
好きなら当然でしょう?

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