教室から声が聞こえた。
「…俺花が好きだよ。」
「え!?」
颯さんが花に告っていた。
運悪く見てしまった。
俺は…
俺は花に幸せになって欲しい。
でも内心、俺が花を幸せにしたかった。
颯さんに俺が勝てる訳がない。
「…答えは待ってくれる?」
「了解♪」
颯さんがそういい花の席から俺がいた入口までやって来る。
やばい!
そう思い柱に隠れた。
花はずっと俯いていた。
俺は入りにくくそのまま物理室まで戻った。
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「原ちゃん〜キットねぇわ♪」
「馬鹿やろうw今度持って来いよ?」
原ちゃんに伝えると俺の周りに寄ってくる女と腹いせに話まくった。