少女は、好きで好きでたまらない人がいたの。

逢えなくて悲しくて泣いていたの。

星にお願い事を何年何年も祈った。

どうか大好きなあの人に会えますように。

星がキラキラ輝いてる。

星が少女に近づいて来た。

近づくにつれて魔法使いに見える。

魔法使いを囲むようにキラキラ輝いてる。

魔法使いは、少女の目の前に現れた。

『いつも、大好きな人に合わせて欲しいと祈ってるが逢いたいの。』

『あの人に合わせ下さい。ダメですか。』

少女は、大好きなあの人に避けられてるような気がする。

『会わす事が出来る。1ヶ月の間、今の現在の世界では寝てる状態になる。それでもいいの。』

魔法使いは、少女に言った。

少女は、あの人に逢えるならどんな事が有ってもいい。

そんなに大切な人だから。

『逢えるならどんな事が有ってもいい。好きだから。』

『1ヶ月したら元の世界に戻るからね。』

言った後に魔法使いは、魔法をかけた。


ビューン