― 先輩との運命の出逢い


わたし、“前川ゆみ”は親の事情で
母の実家に転校することになった。

だけど親とお姉ちゃんとお兄ちゃんは
そのままで、わたしだけがお婆ちゃん家
で住むことになった。

もとから、いまの学校が好きじゃなかったし
お父さんのことが大嫌いだったから正直すごく嬉しかった。

で・・今日はお母さんとお父さんと3人で
先生にあいさつをしにきたんだけど、

なんか救急車が学校にきたんだけど・・

「先生、なんで救急車きたんですか?」

「2年の男子が体育してるときにバッドが目の
うえに当たったらしくて・・」

そんな話をしてたら男子が運ばれていった。
その後、2年の男子達がこっちに歩いてきた。

んー…カッコいい人がいない