「これ…夢じゃないよな?」 「違うよ。 現実。私は、野久保君の彼女。」 「俺……山口の彼氏?」 夢心地な俺。 「今日から…よろしくね?」 スッと右手を差し出した山口の手に、左手で掴んだ。 「よろしく……かんな。」 初めて呼んだ、君の名前。 「よろしく……陸。」 恥ずかしそうに、俺の名前を呼んだ君。 こっから始まる 俺達の恋愛。 やっぱ基本は 「愛」っしょ。 FIN…