「山口、ちょっといい?」
下駄箱で上履きに履き変えていたら、
隣のクラスの野球部で期待の星と言われる松坂 亮太(マツザカリョウタ)が、山口に声をかけてきやがった。
しかも…キラー・スマイルで。
「いいよぉ。」
なぬっ?
松坂に付いて、スタスタと体育館の方に歩いて行く。
後ろ姿までも可愛い()山口の背中を惨めな気持ちで見送る俺…。
「告るな…松坂は。」
俺もそう思う…。
「いいのか?
お前のエンジェル、
将来のメジャーに持っていかれて。」
「いい訳ねぇじゃん!!」
「そうこなくっちゃ。」
抜き足、差し足、忍び足……
山口達の後を追った。
下駄箱で上履きに履き変えていたら、
隣のクラスの野球部で期待の星と言われる松坂 亮太(マツザカリョウタ)が、山口に声をかけてきやがった。
しかも…キラー・スマイルで。
「いいよぉ。」
なぬっ?
松坂に付いて、スタスタと体育館の方に歩いて行く。
後ろ姿までも可愛い()山口の背中を惨めな気持ちで見送る俺…。
「告るな…松坂は。」
俺もそう思う…。
「いいのか?
お前のエンジェル、
将来のメジャーに持っていかれて。」
「いい訳ねぇじゃん!!」
「そうこなくっちゃ。」
抜き足、差し足、忍び足……
山口達の後を追った。