あんまり人目がつかない、屋上にあがる階段を話し場所に決めた。


とりあえず、お互い
弁当を広げる。



『…で、どうする?』

「どうするって…今日言う。」

しかないでしょ。



すると、金城くんから予想外の返事が返ってきた。










『…森迫、俺になんか隠してる?』

へ?!!

『いや、なんとなくだけど。』






あたしは、
金城くんに
宗太郎から告白されていたこととか、全部
話すことにした。

もしかしたら、金城くんには関係ないかもしれないけど、話しておきたかった。








「絶対誰にもいわない?」