「いやー!!」


『ち、ちょっと落ち着けって』



「ちょ、無理無理。もう…走ろ」


あたし、もう必死。
なんか、今日は
たのしめない



金城くんの手を思いっきりとって、走った。



『森迫…落ち着けって…大丈夫だよ。今のは明らかに先…』