今日は朝から大雨のせいか

お客さんが少ない。

今日、バイトに入って、お客さんを見たのは

たった二人。

そのせいもあって、私は花田さんとたくさん

会話を楽しんだ。




年齢は私の一個上で、

バツイチ子持ちらしく、今は実家にすんでいるらしい。

再婚の予定はないが好きな人はいるらしい。

花田さんは、その男性の話をする時が1番楽しそうだった。



「すごく好きなんですね。」

「うん。だけど、子持ちの女は無理だろうなって思う。」

「駄目ですよ、積極的にならないと!」


「ありがとう。」


花田さんは、頬を赤らめた。