「何が寂しいの?」

奥から紙ナプキンの山を抱えた野上さんがでてきた。

「彼氏いないから、寂しいって話です!」

「あ〜、恋ばなね。」

「そう!莉奈ちゃんもいないから、コンパしよーって言ってたんですよ。ね!莉奈ちゃん。」

「う、うん。。」


ちらっと野上さんを見る。
紙ナプキンの山を棚に閉まっている。

表情は普通。

なんだ、興味ないのか。。