「今日、親と弟いないから、家で食おうよ。」

「…うん。」





涼さんの部屋で何を頼むかメニューと格闘していた。

ラーメンがいい、ピザがいい、寿司がいいって、

なかなか決まらない。

ついに二人は、アミダクジを作って決める事にした。

こんな普通の光景が、もう終わるんだ。

涼さんの目尻の笑いじわ、

タバコを吸う仕草、

車の運転をする姿、

Tree Timeで接客をする笑顔、


もう見れない。