両手にお茶の入ったコップを持って、

脇にはお菓子を挟んで涼さんは部屋に入ってきた。



「はいよ。」

「ありがとう。」



差し出されたコップを受け取る。



「休みいつにする?」

「え?」

「忘れてんの?休み合わせようって言ってたでしょーが。」

「そうだった(笑)いつでもいいよ。」

「旅行いこうか?」

「うん!」

「場所決めていいよ。莉奈の行きたい場所考えてといて。」

「いっぱいあるよ。涼さんとなら、行きたい場所ありすぎる。」

「可愛い奴。」

そういいながら、私の頭を撫でる。



やっぱり、これ、好き。