夜、ふと寂しくなる時がある。

涼さんの声を聞きたい…

けど、私から今だに電話できないでいた。

彼女といたら悪いって。

私はまだ、自分から都合のいい女を演じている。

こうゆうのが駄目なんだと分かっているくせに、

いい子ちゃんを演じてしまう。





涼さんが取ってくれた犬のぬいぐるみを胸に抱く。



涼さん…




涼さん…





涼さん…