私は3時頃、社長のマンションを訪ねた


萌え萌えの短パンではなかったけど、ジーンズの社長も中々セクシーだった


私は二人に土下座して

『昨日は妹が無礼な事してすみませんでした!』と謝った


『何してんだよ。それよりなんだ?その顔』


『いえ…これは…』


夏子もそうだが、昨日取っ組み合いの喧嘩で私達は顔中傷だらけだったのだ


『ちょっと夏子と引っかきあいになって…所謂、姉妹喧嘩ですかね』


『女同士でも喧嘩するねんな。俺らは離れて育ったせいかあまり喧嘩はないんやけど』


『うちは昔からですよ。妹が喧嘩売ってきて、私が買って結局妹は負けて、泣いて、親のとこいくんです。叱られるのは私で』と笑った


『妹さん、夏子さん何かあって東京でてきたんじゃないのか?』


『親に私の転職先が怪しいから調べてこいって言われて、来たらしいんですよ。今朝ばれちゃいましたけどね』


『お前…なんて言ってたんだ?』


『小さな食品会社』


隼人さんは大笑いしてる


『確かに!兄貴のつくるAV、一応男のオカズやから食品会社に違いないわ、乙女さん中々うまいこというんやな』


『それと、地元に新しいピアノ教室できたんですよ。結構有名な先生らしくて、生徒さんが半分そっちに流れたんです。それがあの子ショックみたいだったって…

一生懸命教えてたから余計なんです。なんかヤケになって、もう東京でてきてまたオーケストラの仕事探すとか言ってるし…だから昨日イライラやらがつのって、隼人さんに八つ当たりしたんです

本当にすみませんでした』


二人は笑っていいよといってくれた