次に目を開けた時には、 時計の針は既に午後4時を回っていた。 え…。何これ。 あたし、こんなに寝てたの? しばし呆然と時計を眺めた後、 ぼーっとした頭のまま洗面所に行き、 目を覚ます為に顔を洗う。 うー、だるい…。 タオルで顔を拭きながら部屋に戻ると、 枕元に置いていた携帯から 音楽が流れ出した。