「で?」


「は!?」



誰もいない渡り廊下を歩きながら当たり前みたいに言うミサキ。



で?って何さ

自分から保健室呼んどいてなんなんですかミサキ君




「お前いつからあいつらと知り合いなわけ?」


みきちゃんの事でさっきまでの噂話しなんか頭からブッ飛んでて


ミサキが言いたい事がやっと今分かった気がする。


「ついこの間だよ」



そう、本当ついこの間

いつもと変わらない日常を送っていた私に

いきなり入り込んできた風神という存在



「ふーん、」


そう冷たく言うミサキは自分から聞いといてあまり興味がない様子



だったら聞くなぁ!!



いつもサボリ教室として使っているのか、その後のミサキは当たり前みたいに家庭科準備室に入った。