「そっかぁ、三人とも同じ高校なんだ。」



少し話が盛り上がってきたころ




すっかり忘れた存在になっていたレツが部屋に入ってきて


親しそうに話している私とツカサを一瞬だけ見た




「この二人知り合いだったらしいぞ」




ハルマが親切にレツに教えてあげると


興味がないのか


ドカっと専用のソファーに座った。





てゆうか興味なさすぎでしょ?



少しはビックリしたリアクションとってくれても良いじゃん



「何睨んでんだよ」



「別に睨んでない。」




本当はちょっと睨んでたけどレツ恐いし本当の事は言わないでおこう



「じゃあ見んな。」




レツはそう呟くと置いてある雑誌を読み出した。