「ゆき君のばかっ。
思わせぶりっ。
童顔っ。
かわいいっ。」
「な、なに??」
「うっさいっ。」
「え、う、うん。」
かなり引き気味のゆき君。
私は構わず進む。
「今日デートかと
思ってたのに。
一緒に帰るの幸せだったのにっ。
消費税って何なの?!
好きじゃないなら
思わせぶりな態度とんなっ。
この童顔詐欺予報士-!!!」
全てを言い切った私は
やっぱり泣いてた。
意識の内にあっても
止まんないんだ、涙って。
とか冷静に思いながら
子供のように
わんわん泣いた。
ゆき君はというと...
爆笑 し出した。