え、ちょっと、どーゆうことすか。

屋上のドアを開けると一瞬で状況を理解出来る様な出来ない様な、そんな光景に遭遇した。

女が二人。
ひとりはきのこ(ボブヘアー)、もうひとりはあきらか地味眼鏡。

あ、なんか見たことある。
多分タメかな、きのことか隣クラスだっけ。

うっすらと化した記憶を曖昧にたどる。



…でもさ、俺、今のんきにそんなこと考えてる暇じゃないみたい。



だって地味眼鏡ちゃんが死のうとしてんだもん。