彼女が入院中も応援のメールをいっぱいした。
会えない分夜中までずっとメールをした。 【体調大丈夫?】

【昨日ちょっと吐血したけど今日は元気!】……
【良かった!元気がお前のとりえやぁ!】
……
【何言っとる⌒当たり前の事だし!(笑)】
【当たり前の事かぁ⌒そうだな!当たり前の事やった!(笑)】
……
【バ⌒カ!(笑)】
……
【うるせ⌒!アホ!(笑)】
……

って言ってからかってたりした。
そんなある日、
【元気?】ってメールをしたら帰って来なくなった…
一時間、二時間、
………
ΣブゥブゥブゥΣ
携帯がなった。開けてみると彼女だった
【ごめん⌒診察室行ってたぁ⌒!】
僕の心配はホドケタ…【今日はどうだった?良くなってたぁ?】
……
【う⌒ん、まぁまぁだった!】
……
【そっかぁ!何もなければいいんだ!】

僕はすごく心配だったいつ死んでしまうかぁ…その病気はガンだしいつ急変してもおかしくないからだあ…僕は自分を怒ってた…近くに居ない自分に…
【近くに居ないでごめん…】
彼女に謝った。
【近くに居るってのは手を握ってるとかその人が実際にいるって事じゃぁなくて、気持ちが伝わってれば近くに居るんよ!あんたの気持ちが伝わってくるから大丈夫!ありがとう】
彼女わそう言ってくれた。
僕は彼女のその言葉に涙が止まらなかった…
死と隣合わせでいる彼女が言った言葉だけにすごく泣いた。
僕は勉強も忘れ彼女とのメールに明け暮れた。