俺の隣に歩いているのは






「あー、はじめちゃんからもらったあめたべるのもったいないな」






とか、ばかなことを言っている俺の彼女。なほ





出会ったのは高校1年のときの。







夏休みがおわってからの2学期廊下でなほをみた。





すごい楽しそうに友達と話していた。






それから彼女をたびたび
見かけては、ずっと視線を送っていた。









そんなある日の帰り道。





「あっ、定期おとしましたよ」




「あっ、さんきゅ」





声をかけてきたのは彼女だった。