なぁ、麗咲花――。



俺は今でも、お前が好きだ。



許せとは言わないから、傍に居させてくんねえか?





自己紹介を終えて席につく。




隣の席の奴から話しかけられた。



「俺、佐藤 飛竜(サトウ ヒリュウ)。よろしくな!」


「おぉ、よろしく!」





麗咲花――。



俺はお前の闇を一層、深くさせたことに
何故、今 気付かなかったんだろう。








力斗side(終)