「関係ないよ。」 力斗の質問に応える。 「だって、俺らは幼馴染みじゃん。関係ない事はなくね?」 「…っ、ふ。幼馴染みか…、いきなり居なくなって、いきなり現われて幼馴染みやりましょう。なんて、馬鹿みたい」 そう言って、あたしは家に帰った。 力斗は追いかけて来なかった。 いや、追いかけれなかったんだろう。 力斗…、 あたしは あなたを許すことは出来ない。