特別寒い冬の日。


『ひゃっ、冷たいっ!』


私の鼻の頭に雪がついた。


「ゆき、きれいだな……」


『うん、そうだね』


もしかして今、笑ってくれた?





祐一、私とつきあって君は幸せですか?


はじめて君を見かけたとき、なんで悲しそうな顔するんだろうって思いました。

それからずっと君を見てきました。

知ってるよ。

君が本当はすごく優しいこと。

ずっと見てきたから。

君が悲しんでる時はそっと抱きしめてあげたい。

君のことが大好きだから。