人生はいくらでもやりなおそうと思ったときからやりなおせる・・・


その父親の言葉を思い出していた。


いまはあの忌まわしいかこの傷も消えて、隣には優しいだんなさんと男の子の寝顔があった。



ただ、美智香の腕の傷は薄くなっても一生消えない・・・