そんなときだった・・こんなときなのに 母親が男を家に連れ込んでいたのだった



その事実を知ってしまったとき 本当に美智香は壊れてしまった



 私、壊れる・・・・・・・・・・・・・・・・そう実感した・・・



部活を終わって家に帰ったとき、玄関のドアが開いていて美智香が玄関から奥をのぞくと



美智香は知らないあの例の保険外交員が、寝室に母親と裸でいた。



  わっ! 美智香はあまりのことに驚いてドアをバタンと閉めると



夜の街へ歩きだした・・・どこをどう歩いたかはわからない・・・



その日、美智香は万引きで補導された。



警察には母親が来た、真っ赤に目を泣き腫らした母親が来た・・