そうして数カ月がたち
私たちは高校二年生になった。



それと同時くらいに未依は彼氏と別れた。




未依「莉奈〜」


未依は何事もなかったかのように私たちのところにやってくる。


莉奈「未依…」

友香「いまさら何!?」


友香は何かがふっきれたように怒鳴りだした。


未依「え…!?」

未依は自分のしたことをわかっていないようだった。


友香「あの時私と莉奈どんな思いしてたかわかる?」

未依「え…な、なにが…?」

友香「何もわかんないんだ…。ずっと友達だと思ってたのに…私たち未依に裏切られた気がしてたんだよ?」

未依は何も言わずにただ俯いている。


友香「自分の都合が悪くなったらのこのこやってきてさ…うちらは未依の何?」

友香はそれほど未依を信じていたのだろう…


その気持ちは私も一緒だった…。



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