中3の春━…


苦痛でたまらなかった
中学校生活…


もうこんなやつらとなんか
関わりたくない!

そう思って
少し離れた高校に入学した。



その高校を受験したメンバーは
元中では女3人、私莉奈と優子と未依。
男2人、宏輔と譲だった。

みんなそれぞれ悩みがあり
この高校に入学。
私は人見知りが激しいため
なかなか自分から
話かけられなかった。


そんなとき優子と未依が傍にいてくれた。


3人で話しているとき…


ふと目に入った女の子…

その子はクラスに元中の友達がいなくて一人机で俯いていた。


私はこの子と仲良くなれるかな?
と思ってた━…


優子「どこ中から来たの?」

優子は自分から
話掛けにいった。



入学した日のお昼…

またその子は一人俯いていた。


莉奈「ねぇ!あの子誘わない?」

未依「うん!じゃあ莉奈の机ずらそう」


私と優子と未依は出席番号が近かったため
私の机で食べようと
していた。


優子「じゃあ私あの子誘ってくる!」


優子は誘って連れてきた。

その子の名前は友香。


友香も人見知りで
あんまり話せなかった。



未依は友香と入りたい部活が一緒だったから
すぐ仲良くなった。

優子も自分から話かけて
仲良くなっていった。


なかなか打ち解けられない私と友香…

ふと弁当を鞄から出そうとすると大好きなアイドルグループの下敷きが出てしまった。

急いで鞄にしまった。


未依「莉奈はまったくそのグループ好きだね〜(笑)」

莉奈「かっこいいっしょ?(笑)」


4人で笑ってた。

友香はこの下敷きをみていた。


その日の帰り道


優子と私は部活が一緒だったので一緒に帰った。


友香と未依はまだ部活でいなかった。



次の日━


4人は一緒に登校した。


私が盛り上げ役にまわるからみんな賑やかで登校した。

その時

未依「友香も〇〇(アイドルグループ)好きらしいよ〜☆」

莉奈「まじ!?」

そう言って友香の方をみると照れながら私をみて頭を下げた。


そこから友香と打ち解けて沢山話すようになった。


(未依〜ありがとう♪)


未依にはすごく感謝していた。

学校について未依と二人で話しているとき━


未依「昨日の下敷きあったじゃん?あれ見て気になってたらしいよ!」

莉奈「そうなんだぁ^^いきなりびっくりしたし。」

未依「気が合う子いてよかったね^^」

莉奈「うん!未依ありがとう〜^^」





それからというもの
4人でいることや友香と二人でいることが多くなった。

そんな毎日が楽しかった。

.

一年生最初の宿泊訓練がはじまった。


バスの中━


莉奈「携帯持ってきちゃダメとかなくない?」

未依「ほんとだよね〜><」



ブツブツいいながらも
三泊四日の宿泊訓練がはじまった。




一組の女の子12人同じ
部屋での生活。


正直しんどかった…