だからかな。



いつも気遣ってくれてる。




この2人の友達だった、
修一がうらやましい。





でも、この気持ちは
2人には内緒。






「じゃ、沙良。
行こうか。」




「はい!」





教室に向かうまで
たくさん話した。



「あっ!そうだ沙良。

この学校には修一の作った
族の傘下だった族があんだわ。

そいつらには関わらないほ
うがいいと思う。

沙良がつらくなると俺らもくるしいからさ・・・。」






「うん。そうだよね。
あのさ…草太くん。

その人たちは修一のこと…
死んだこと
知らないんだよね…。」





なんで、死んじゃったの?
会いたいよ…



修一………





「そう…だな…。」