でも、いちおう

「ありがとう。」 
って言った。


店からでて帰ろうとしたとき、荒井連が引きとめた。




「送ってく・・・。」


なんていってくれっちゃった。



まってくださいよ。

連さんよぅ、ありがたいけどもわるいっす。




「いいよ。悪いし。」





そういうと荒井連は、大丈夫。
とだけ言って、花織を連れて歩いていっちゃた・・・。






困ります~~~~~~~~~!!




でも、置いてかれるのもいやだから荒井連のあとを
追いかけた。




「あそこのラーメン屋よくいくの?」



結構、慣れてた気がする。



「おう!」


なんか、元気よく答えられた。







「着いたぞ。」


あれこれ考えていたらもう、着いたみたい。


あれ?

「なんで家知ってるのよ!」


「花織がおちえた。」

「花織ちゃんが教えてくれた。」



荒井連と花織の声がはもった。




「じゃあな!」


あたしたちが家へはいるのを確認すると
荒井連は帰っていった。



っていうかさっそく転校初日に子供がいるのばれちゃった!


「口止めするのわすれてたぁー!!」