荒井…連?


そこにいたのは
荒井連だった。




荒井連はあたしに気が付き近づいてきた。




「よお!」


そういうと荒井連は
花織の隣に腰をおろした。



はいっ?



何してるんですか。
この人。








「かわいいな。」



なんて言いながら、花織の頭をなでている荒井連。


花織はとっても嬉しそうだったんだ。


修一がいたら、こんな感じなのかな?

花織にパパ…


ごめんね。花織。


やっぱり寂しいんだよね。


そんなあたしの顔を花織がのぞきこんできた。



「だいじょうぶぅ?」



かわいすぎる。


無意識のうちにあたしは花織を抱きしめていた。



「ママぁ。苦しいぃ。」



「ごめんね」


ついかわいくて