なんだかよく考えると不安だらけだ。 笹川さんは、本当にあたしのことが好きなのだろうか? ただ…遊ばれてるだけなんじゃ? はあーっ 軽くため息をついた。 だめだめ…マイナス思考はあたしの悪い癖。 まだ付き合ったばかりなんだから… そう自分に言い聞かせた。 あたしは勢いよく起き上がると、シャワーを浴び、再びベッドに寝転ぶ。 月明かりの照らす、明るい夜だった。 あたしはいつの間にか眠りについていた。 恋愛 (あたしにとっては未知数で溢れていた)