バンドを組んだのは些細なきっかけで、悪ふざけで。



一般的な高校の軽音楽部。



安月と逞と廉太と私。
4人しかいないくだらないバンド。


ただ噂になるほど上手いわけで。




「安月~またお前宛に。」
「はあ!?またかよ…」
「人気者じゃん安月くーんっ」
「騙れ。たらし。」
「たらしじゃなくて、女が寄ってくるんだけだって~」



廉太はほっといて…


まぁこんな感じなわけで…